特徴・こだわり
COMMITMENTオーシャンベリーには、私たちの想いがギュッと詰まっています。
たっぷり注ぐ陽光、土と風の恵み、
湘南・平塚の地のチカラを生かして
オーシャンベリーは、湘南・平塚にある、私たちの農園で大切に育てられています。
農園のある一帯、相模平野は、遠くに富士山を望み、丹沢大山国定公園の「大山」のふもとに広がる地。大山といえば関東百名山でもあり、古くから霊山として崇められ、観光客のみならず、神奈川県内の地元の人たちにもこよなく愛されている山です。「登ったことがある」という方もいらっしゃるかもしれません。清らかな水がこんこんと湧き出る水脈も、地元民たちの自慢です。
私たちの農園からは、この愛すべき「大山」が間近に見られ、晴れた日には遠く、富士山がその素晴らしい姿を見せてくれます。相模湾も近く、海から気持ちの良い風が吹きわたるなか、日々苺栽培に精を出しております。
私たちにとって何よりもありがたいのは、この地では年間を通じて、太陽の光がふんだんに降り注ぐこと。品質の確かな苺を育てていく上で、太陽の力は欠かせません。私たちの苺「オーシャンベリー」は、陽光をたくさん浴びて、伸びやかに育てられていくのです。
山と風、そしてたっぷりと豊かに注ぐ太陽の光 。湘南・平塚は、首都圏エリアにありながら、大自然の恵みに包まれた、素晴らしい土地だと実感しています。地の利を生かしつつ、みなぎる大地のチカラを、苺栽培にしっかりと活用しています。
ITと最新設備で環境を徹底管理
苺の育成を細やかに見守ります
私たちが作っているのは、糖度が高く甘いだけの苺ではありません。甘さも酸味もあって、口に入れた瞬間に、ジュワッと「苺そのもの」が弾けわたる。そんな存在感のある、濃厚な味わいの苺づくりを日々志しています。
苺のクオリティーを決めるのは、その栽培環境です。そこで、私たちはITによるデータ管理を行い、最新設備で、苺にとってのベストな環境を作り、その中で育てています。
たとえば、温度、空気中に含まれる水分量、乾燥具合、二酸化炭素の量、栄養素(肥料)の量など、さまざまな条件の管理を、生育ロジックに沿って細やかに行なっていくのです。
ただし、どんなに新しく精密な設備を備えても、それだけでは決して高品質な苺を育てることはできません。ちょっとした変化で味や質は変わってしまいます。毎日の天気や気候の移り変わり、苺の葉っぱや実の状態なども厳しくチェックしながら、これまでの経験やノウハウ、平塚という地形の条件、私たちスタッフの“体感”までも合わせて総合的に判断して、シーズンごと、1カ月ごと、1日ごとに細かく調整していきます。
また圃場内外も、減農薬、天敵を用いての虫駆除など「IPM」という農業技術で、なるべく自然に近い形で整えていく努力も欠かせません。
ベストな環境を努力して整えてこそ、本当にお客さまに喜んでいただける苺を作れるのだと自負しております。
手間をかけた栽培、収穫、選果
プロ意識と愛情は私たちの誇りです
どんなに機械化が進んでも、モノ作りの基本は、作り手の思い入れです。まるで子どもの成長を見守るように愛情を込めて、私たちは苺の様子を日々見守っています。
栽培の段階では、環境条件を細かく管理するのはもちろんのこと、苺の「表情」までもちゃんと見ます。必要があれば葉っぱを取り除いたり、収穫した後の茎の手入れを行ったりと、手間ひまをかけて成長していく過程を守っています。
無事に実ったあと、収穫する際には、一つ一つを素手で、大切に摘むように徹底しています。苺の収穫は、皆さんの想像以上にデリケートな作業。ごくわずかでも強めに握ったり押してしまったりしたら、見た目にはわからなくても、その部分だけ後から変色してしまったり、表皮が破れやすくなったりしてしまいます。微妙な力の加減とスキルは、指先の感覚に頼るところが大きいのです。
大切に収穫された苺は、今度は一つ一つ、商品やお取引先のご要望に合わせて選り分け、パッケージに入れていきます。この時にも一般の方にはわからないレベルの、わずかな傷や変色も見逃しません。また決して傷がつかないようにと、繊細に扱って並べていきます。収穫と同じように、選果の作業も、スタッフ一人ひとりが、熟練の技術とプロ意識をもって行っています。
オーシャンベリーは、だれもが驚く濃い味わいはもちろん、色、形もとても美しい苺たち。私たちスタッフ一同は自信と誇りをもって、世に送り出しています。
※当農園ではコロナ禍前から、感染対策を万全に行うように努めています。